前の記事で宣言した『地直しの方法』アップします!
布の地直し、、、と言っても、布にはいろんな種類がありますね。
ここでは、綿100%、麻100%、又は綿と麻の混紡で、
ニットではなく、布帛。
出来上がってから、頻繁に洗濯するような物・・・ということで、
書いていきたいと思います。
まず、買ってきたばかりの布には、
いろんな薬品がついていたり、
染料がまだたくさん残っていて、色落ちする状態だったり、
反物で巻かれていたりするため、
布目が曲がっていたり、シワがあったり・・・で、
コンデションの悪い状態です。
これを、少しでも扱いやすくするため、
「地直し」(水通し)をします。
布の状態でしたり、洋服に仕立ててからしたりろいろですが、
肌に直接着るような物を作るときには、
必ず着る前に水通ししましょう!
布に付いている薬品&染料は、体にいいはずないですから!
私はいつも、買ってきた布の状態で「地直し」(水通し)します。
前の記事にも書きましたが、
しないで服を作ると、出来上がって洗濯したら、
思わぬところで縮んだり、布目が曲がっていることに気付いたりすることがあったり、
縫っている間、布に付いている薬品(のりの成分)が手に付いたり、
ひどいものは、染料が手に付く、他の布に付く、
ミシンに付く・・・・
なんてことがあったので、
なるべく、買ってきたらすぐに水通しするようになりました。
★先ず、買ってきた布をたっぷりの布に漬けます。
前は洗濯機に少量の水を溜めて、布をつけていましたが、
洗濯機を変えたら、設定がめんどくさくなったので、
隣にある洗面台を利用しています。
注!布は大きくたたんだままでOKです。広げると大変なことになりますよ><
あと、なかなか水が浸透しないことがあります。たたんだ布の間を覗いて、ちゃんと浸透しているかチェックして下さいね!
浸透がなかなかしないようなら、衣料用洗剤をちょっと入れてみましょう〜☆
★★1〜2時間たったところ。
この布はこんなに染料が出てきました・・・これは、きっと縫っているうちに手に付いたりしたでしょう。
1〜2時間程度、しっかり水に漬け、(めんどくさい時は寝る前に漬けて、朝までとか、適当です)
布はたたんだまま、なんどか水を入れ替えて、
染料とか、薬品とかを洗い流します。
注!布はたたんだままですが、M数が多い時には、軽くひっくり返したり、逆にひっくり返したりしてみてください。
★★★もう、OKかな?と思ったら、洗濯機にて脱水します。
脱水時間は数秒!
洗濯層が回り始めたな〜・・・本格的に回っている音がしてきた!で、止めて下さい。
何分もかけると糸がほつれて・・・からまって・・・シワが増えて・・・大変です!!
M数が多い時などは、もう一度水に漬けて(数分)残った染料等を洗い流してもOKです。
その場合、また、同じように脱水してください。
★★★★脱水が終わったら、干します。
できれば、影干し・・・ですが、そんなことも言ってられませんので、何処でもOKです。
コツは、2つ折くらいのまま、キレイに干す。です。(写真左の方)
ぜ〜んぶ広げて干すと、乾きは早いですが、
シワになったり、布目が曲がったりします。
私は、縦に2つ折で干すことが多いかな〜・・・
裁断も2つ折ですることが多いですもんね。
また、写真右のようにどこかが折られたままとかで干すと、
あとでアイロンをかけるのが大変です。

あと、もうひとつ、干す時に横の布目がまっすぐになるように干すと、
あとで、アイロンをかけなくてもOKな程、キレイになります。
分かりやすいように、チェックの布を使ってみました。
手すりにかけたチェックの柄がまっすぐになってるのが分かりますか・・・?

コチラは悪い例。
ナナメになってますね・・・
これだと、乾いてから、アイロンで布目を整える必要があります。
ちょっとの気遣いで、あとにしなくちゃいけないことが全然違うので、
気をつけて下さいね!
布目を整える・・・と、書いていますが、「なんそれ??」という方のために
布は縦布目(縦糸)と、横布目(横糸)で織られていますね。
その縦布目と、横布目が真っ直ぐで、直角(90°)で交差した状態が整っている布目になります。
チェックの布(先染め)だと、縦のシマと、横のシマが90度で交差してチェックの柄になっているのが
正しい状態です。
上記の水通しを終えた後、この布目が整うようにアイロンをかける必要があります。
この布目を無視して、服を作ると、
型崩れしたり、着づらかったりします。
ただし、綾織だったり、プリント柄があったり、刺繍の柄があったり・・・
の時には、その布に応じて変えていきます。
以上です。
またまた、長くなりました・・・
しかし、服作りに地直しは大事なところ。
無視して作って出来ないことはないけれど、
それでは、海外等で作って安く売っている物と変わらないですね。
家族にも自分にも、丁寧に、愛情こめて作ってた物を、
長く大事に着てほしいですよね!
その、長く着るためには大事な事なんです。
皆さんの作品がよりよい物になりますように〜!